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不慮の事故の話

 

ハロー、こんにちは、アニョハセヨ。ジャニヲタ御用達のはてなブログ、私も筆を取ってみました。というのも最近TLで「どうしてジャニーズにハマった?」というタグが流行っているのですが流石に140字では語りきれなかった。でも語りたかった。よってこれは一成人済みオタク女による自己満語りなのでスルーして頂いて構わない。付き合ってやるよという方は長くなるけど根気よく読んでくれると嬉しい。

 

さて、何故私がジャニヲタなんてものになったかと言うと、それにはまず若手俳優オタクをやっていた頃の私の話から始めないといけない。ここからは暫く若手俳優界隈の愚痴を述べるので面倒な人は読み飛ばして欲しい。と言うのもこの頃の私は趣味に疲れていた。若手俳優を応援するのはとにかくお金がかかるのだ。よくTwitterでジャニヲタお金がかかる! と見かけるが正直若手俳優の方がお金は飛ぶ。ただここで私はお金をかける事の優劣を決めたいのではなく、お金をかけるって行為は心身共に削られるという話をしたい。お金が減るのが嫌なのではない。けれど、ジャニヲタの皆さんなら分かると思うがチケットを取るのは非常に疲れる。若手俳優は当たり前だが沢山の劇をコンスタントにやるのだが、チケット1つ取るにしても「応募する→当落を確認する→予定を空ける→入金する→発券する」この一連の作業が割と疲れる。これが毎週だ。チケットも一枚1万円はザラにある。そして舞台が始まればほぼ毎日劇場通いだ。彼等は全国を飛び回ったりもするので一緒に福岡に飛ぶこともある。更に舞台のDVDも出る。一枚大体一万円だ。このDVDが三ヶ月に一回出る。買わないという選択肢は無い、どんなにつまらない舞台だと感じてもこのDVDを買うと自分の好きな若手俳優が出るDVDイベント応募券が付いてくるからだ(イベントが無い場合もあるが)。舞台の現場が無い期間は私はずっとバイトをしていた。学生なのでバイトをしないととてもじゃないが若手俳優に貢ぐお金が無かった。また、舞台が無いからと言ってお金を貢がない訳では無い。アメスタという物があるのだ。これはアメーバが運営しているネットのテレビのようなもので、多くの若手俳優が出演している。生放送で若手俳優が喋ったり色々してくれるのだ。これが見るだけで一回大体5000円。テレビに出る機会が少ない若手俳優、見ないという選択肢は無い。また、リアルタイムで視聴中に課金をすれば、自分の好きな若手俳優にマカロンをあげたりすることが出来る。もしかしたら推し(自分の好きな若手俳優のことだ)に名前を呼んで貰えるかもしれないのだ。それを抜きにしても自分の好きな人に喜んでもらいたいという気持ちはオタクは誰しも持っているだろう。また、若手俳優側が主催するイベントもある。バスツアーだったり、温泉旅行だったり、とにかく推しと楽しく過ごすことが出来るのだ。これが一回参加費6万円も珍しくは無い。勿論行く。

このように、若手俳優オタクは割と忙しくてお金がかかる。貢ぐ金額を少なくすれば良いのでは?と、思う人はいると思うがそれは私には出来なかった。何故なら、推しの仕事が発表されず、数ヶ月毎日ブログで推しがご飯の画像をアップし続けた日々を知っているからだ。若手俳優はジャニーズと違ってファンの層が薄い。よって少ないファンで一人の俳優を支えなければならないので、一人のオタクがどれだけお金を遣ったかがとても重要なのだ。舞台のチケットが売れれば運営側にまたこの俳優を使おうと考えてもらえる、そうすれば推しを見る機会が増える。また何ヶ月も仕事の報告が無くて不安な日々を過ごすことも無くなる。多くの若手俳優が引退してきたのを見てきたからこそ、お金を遣うことは止められなかった。

疲れた理由はまた別にある。ファンだ。私が貢いでいた頃、若手俳優界隈ではヲチ垢なるものが流行っていた。わざわざ別垢を作り若手俳優の粗を探しこき下ろす為のアカウントだ。やれカノバレだ、匂わせだ、あの舞台のあの演技が弛んでた、俳優としての意識が低い、等など…汚い言葉で好き勝手に書いて投稿する。可愛さ余って憎さ100倍なのかもしれない、確かに追っかけをしているとたまに少し疑問に思うこともある。けれどそれが明確な敵意となっている事が恐ろしくて堪らなかった。ファン活動がただ認めることだけとは思わない、たまには批判もあるだろう。そしてそれは必要な意見だ。しかし、それがいきすぎるとただの悪口になってしまう。私は悪口を鍵無しのアカウントで鼻高々に喋り悦に浸る人間達が理解出来なかった。

また、こうは言ったが疲れた理由に運営側への疑問もある。若手俳優界隈はぶっちゃけアイドル的売り方が殆どだ。人気のある俳優を起用し客足を稼ぐのが目的であり、舞台の内容なんて二の次、なんて事もある。これ、自分のお金と時間と労力を割いて見る価値あったの?みたいな舞台もよくあった。また、某有名若手俳優の登竜門の舞台のファンでもあったが、そこでも若手俳優の押し売りにウンザリをした。舞台を見にチケットにお金を払い、ファンクラブ会員にもなったのに握手会やらお見送りやらやられても…という思いがあった。運営側が演目の内容を売りにしないで若手俳優を売り出してどうする。

 

以上三つの理由から若手俳優オタクという者に疲れていた。推しの事は好きだ、推しの演技は好きだ、しかしその幸福を上回る精神的疲労についていけなくなっていた。若手俳優界隈は最近注目を集め大きく成長していっているからこそそのスピードについていけなくなっていたのだ。そんな事を思っていた矢先NEWSオタクから関ジャニ∞のライブDVDを借りたのだ。彼女はNEWSの増田担だったが、急に関ジャニ∞の安田君にも落ち、最近DVDを集め始めているという所謂掛け持ちオタクであった。彼女は私にいかにジャニヲタが楽しいかをサイゼリヤで延々と説き伏せ洗脳し、気付いたら私は関ジャニ∞のDVDを二本借りていた。そのとき借りたDVDがこれだ。

 

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私はまずJukeBox(以下JB)から見始めた。まさかこれでジャニ落ちするなんてこの時は本当に全く考えていなかった・・・。休日の親がいない日、遅めの朝食を貪りながらなんとなく目に付いた方のDVDをセットする。これをBGMに課題でもやろうとか考えていた。JBはまず大勢の観客が映し出され、メンバーが舞台袖で抱き合って励ましあっているところから始まり、会場が暗転し舞台から関ジャニ∞が出てくる。まずこの始まり方がむちゃくちゃかっこよかった。メンバー全員楽器を携えバンドスタイルで始まるのだがその客席を煽るような顔で楽器を弾き鳴らす様がかっこよかった。この時点で少しロキノンオタでもあった私は「お、いいじゃん」と思った。しかしよく見てみると、7人中4人がギターであった。

冷静に考えれば一人くらいはベースであることなんて分かるのだがそのときの私は「4人もギターとかどんだけ自己主張激しいんだよ!関西はちげえな!!!」とか思ってた。馬鹿である。それは置いといて演奏する7人がとにかく胸に来る。よく聴いてみると曲もいい。セトリは定番曲の「ブリュレ」から始まるのだが初めて聴いた当時の私は普通に楽曲に聴き入ってしまった。このときの私は横山君、村上君、錦戸君は分かる。大倉君も分かる、顔が好み。渋谷君は・・・分かる。あと分かんない、程度の知識であった。山田*1なんてまず顔も分からなかったし、安田君を見て「すばる君だ」とか言ってたし、ロザンの菅ちゃんとすばる君似てるとか言ってたし、似てないわ。その程度の知識でも死ぬほどかっこよく感じた。「あのモジャ髪のギターの人かっこいい・・ボーカルもいい・・・村上君エレクトーンできんの!?」とか言ってた。

数曲演奏し終えた後、挨拶に入った。そこで各々自己紹介を兼ねて客席を煽っていき、私はそこでようやく顔と名前が一致した。さて、その中でも私の中で一際目立ったのが丸山さんだ。彼は演奏しているときの男らしい表情を隠し柔らかく微笑むと、いきなりステージ上で土下座をしだしたのだ。

えーーーーーーーちょっと待って、待ってくれや・・・と、このときの私は大混乱である。ギター(実際には彼はベースであったが)を直前までかき鳴らしていた彼はどこにもおらず、ただのまさに関ジャニ∞っぽい陽気なお兄さんであった。それどころか彼の作る世界観が分からない!これは……笑わせにかかってるのか?!それすらも分からない…私が初見だからいけないのか?!と、テレビの前で呆然とさせられた。そして更に彼はよく分からないギャグをしたかと思うと、右手を振り回すだけ振り回してどっかにはけていった。もうやめてくり~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もうほんとギャップに顔真っ赤、助けて、高低差がヒマラヤレベル。その後の挨拶正直何にも耳に入ってこなかった。これが私と、後に自担となる丸山隆平さんとの出会いである。出会いまでで3500字使った。

その後も気分の上がるダンス曲や騒がしいお祭りソングっぽいものまで、多種多様な楽曲を披露していく。この時驚いたのが本当に楽曲のレベルが高かったこと。ジャニーズに触れてこなかった私にとって関ジャニ∞といえば「無責任ヒーロー」や「ズッコケ男道」などの楽曲が印象的であり、寧ろそれ以外の曲は殆ど知らなかった。また、ダンスをしている姿にも驚いた。「えぇ、楽器もできるのに踊るの!?アイドルだから当たり前か!でもギャップすごーい!」って実際言った。もー無数のペンライトが光り輝く中黒い衣装に身を包みびしばし踊る彼らはかっこよかった。丸山さんの挨拶のときの宇宙人とのギャップにまた泣いた。それからまた楽器演奏に入り、MCを挟んで一枚目のディスクは終わりを迎えた。ここでもうすっかり課題のことなんて忘れて「いいじゃん関ジャニ∞」と洗脳され始めていた。しかし、MCを挟んだことにより心に割と余裕を持って二枚目のディスクへ移った無防備な私に、第二の衝撃が訪れた。

二枚目は丸山さん、錦戸君、村上君のユニットから始まった。スーツとメガネというオタクが好みそうな衣装で現れたかと思うと、歌いながらセクシーなダンスをキメ、くるくると舞い踊る。スーツだから三人の体のシルエットがわかりやすいんだけどここで村上さんの脚の長さにただ驚いた。バラエティとのギャップが凄すぎる……マツコ教えてよ………。そんな風にかっこいいなぁ、なんて暢気に見ていると、しかし突然音楽は止まった。なんだろう、と思い画面を見つめていると三人はいきなりスーツを脱ぎだし、なんと褌一丁になったのだ。

そうだ、ファンの間で有名な「ビースト!!」だ。もうね、笑った。手を叩いて笑った。アイドルが裸になるなんて聞いてなかった。あまりのことにゲラゲラ笑っていると、彼らは二手に分かれてトロッコに乗り移動し始めた。ここでも駄目だった。丸山さんの褌が風にたなびき過ぎていた。

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いや笑うでしょこんなん。そんな威風堂々とされても困る、面白すぎる。ここまでですっかり私の中では丸山さんは変な人として認識された。元々若手俳優でもちょっと変だな~みたいに思える人を好きになりやすかったので丸山さんにはこの時点でかなりの好印象を抱いた。その後ビースト組がはけ、もう一曲ユニットを挟んだ後、今度はバラード曲から始まった。メンバーが自分のパートに合わせて一人一人登場するのだが、なんと丸山さんはここで悪逆非道な行いをしてみせたのだ。再登場した彼はなんと、右耳に髪の毛をかけていたのだ。何その再登場の仕方!?!?!誰から習ったの?!?!?!?!?!!!!??ちょーーーかっっっっっっっっっこいいーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!

私がメロスだったらセリヌンティウスごと荒れた川に飛び込んでた。無理、かっこいい、アイドルだってやっていいことと悪いことがある。それくらい右耳に髪の毛をかけた丸山さんはかっこよかったのだ。先程のビーストでノリノリ褌一丁で京セラドームを駆け抜け、観客を煽りまくってケツを見せびらかしていた彼はそこにはいなかった。気絶する……勘弁して……と、この時点ですっかり私は丸山さんしか目に入らねえ状態にされていたのだ。そうやって衣装替えを挟みながらライブは進行していったが、その中でも「Your WURLITZER」からの「West side!!」の流れは痺れた。年下組*2が順に歌っていき、最後すばる君が下からステージに上がって登場し、こちらを射抜くような血気迫る顔で歌い上げ、West side!!にいく流れ・・・本当に何度見ても神々しくて熱くなる。この時のすばる君を見て私は「甲本ヒロトみたい」という感想を抱いたのだが、その後調べたらすばる君は甲本ヒロトファンだったみたいで思わず微笑んでしまった。そうやってひんひん泣いているうちに最後の曲も終了し、アンコールにまで流れ着いていた。戻ってきた彼らはシャツに着替え、二手に分かれて話していた。どうやらユニット対決をしていたらしく、どちらのユニットがかっこよかったかお客さんに投票してもらい、その結果発表をどうやら行うようであった。なるほどなぁ・・・丸山さんかっこいいなぁ・・・と、ぼんやり眺めていると、私はここで一度息が止まった。丸山さんは真顔で腕を組みながらめちゃくちゃかっこいい表情をしていた。そのお顔はまるでダビデ像かのような造形をしており、右耳に髪の毛をかけ、マイクを持ちながらたまにニヒルに笑い、そしてシャツの乳首部分には穴が開いていた

 

・・・・・・・・・・。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

は?

 

もうなんも分からない。情報過多だ。暴力だ。なんも理解できない。どうして乳首に穴が開いてるんだ???????そういうデザインなのかとも思ったが他のメンバーも同じようなのを着ているし乳首に穴は開いてない。つまり彼の趣味だ。

もう怖い。地球外生命体じゃん。

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怖い・・・・・何これ・・・・涙出てきた・・・・・・。情緒が不安定になる・・・・・好き・・・・・・・・・・・・・・・。

 

ちょっとここまで出されればもう抗えなかった。脳みそは「マルヤマリュウヘイ スキ」で埋まっていた。もう流れてきた情報を脳に直接流し込む生き物になっていた。

 

そうやって好きかも、やばい、はまりそう、とあせっている私に最後の追い討ちをかけたのがアンコールの「イッツマイソウル」であった。アンコールではメンバーが二手に分かれてトロッコに乗り歌いながら観客に手を振ったりするのだが、そこで彼らはお互いをハンディカメラで撮影なんかしていた。その様子があまりにも楽しそうだったのだ。変顔をして、じゃれあって、ひょっとして客席なんか目に入ってないんじゃないの?ってくらいで。いや絶対見えていなかった。そこには完成された彼らの世界が展開されており、観客はその世界を覗き見させて貰っている状態であったのだ。その仲のよさそうな光景に「あぁ、このグループもっと知りたいなぁ」と思わされたのである。

 

それからは借りた関ジャニズムも一気に見て、更に友人から他のDVDやアルバムも借り、丁度ツアーが東京ドームでやるというのでチケットをツイッターで探して入り、気づけばFC会員になっていた。

それにしても12/20、東京ラストのライブは入って良かったと今でも思える。衝動的にチケットを探して安田担の友人を誘いジャニーズのライブに挑んだ私は動転しまくっていた。「初めてソープに来た童貞ですらもっと落ち着いてるわ」レベルだ。TDCホールにはお世話になってるが、ドームは初めてで既にそこから落ち着かない。「精神を安定させる為にテニミ○キメたい」とか言ってた。それ位生の彼らを見て生きて帰れる気がしなかった。それと、自分の推しに少しの罪悪感もあったのだ。けれど、そんな様々な思いはライブが始まると吹き飛んだ。もう、ただただ楽しかったのだ。七人は私に最高のエンターテインメントを提供してくれた。「勝手に仕上がれ」のC&Rをした時なんか楽し過ぎて鼻息凄かった。この頃にはすばる君のMCを聞いて「玉音放送じゃん・・・」とかいって涙を流すまでにはなっていた。キモヲタだ~~~~!!!!!!

そしてこれが私が一旦若手俳優から離れてジャニヲタになるキッカケとなったのだ。

 

ジャニーズにはまってまず良かったことは若手俳優趣味とちょっと距離を置けたことだ。今までずっとそこに集中してお金をかけていたので周りが見えていなかったのだが、少し距離を置いたことにより自分のペースで応援できるようになった。お金をかけなければ推しが消える、という強迫観念があったのだがそこから解放され、自分ができる範囲で応援しようと思えるようになったのだ。趣味が心休まるものへと昇華された瞬間であった。ジャニーズは割りとメディア露出が多いし、丸一ヶ月、下手したら一年推しが何してるか分からない!ということがざらな若手俳優界隈から見るとめちゃくちゃ福利厚生がしっかりしている。久しぶりに推しがツイッターを再開したかと思ったらよく分からない宗教の宣伝を始めたとかないもんね、すごい!!!

でもお金をかけようと思えばいくらでもかけられる。CDを買ったり、現場を増やしたり、その方法はさまざまだ。逆に言えば今月ちょっときついな、という時はCDの枚数を減らしたりして自分の財布と相談できる。その自由にお金をかけられる状況が私には楽しく感じた。

 

とまぁここまで長々と語ったが、とにかく一度ジャニーズという文化に触れてみてほしい。私も最初はなんとなく避けていた人間の一人であったが、はまってみると存外楽しかった。今年のツアーは福岡以外全部行きます!!!

おじいちゃんが作り出したイケメンワンダーランドジャニーズエンターテイメント最高~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

*1:丸山さんと安田君のコンビ名

*2:丸山、安田、錦戸、大倉の4人のことを指します