15歳の話

 

 十五祭楽しかったね〜〜〜〜!!!!!!!!

 

 

 もーめっちゃ楽しかった! ほんとに! 自分今回は北海道初日と福岡、東京全日の合計6公演入ったんですが全部楽しかった! それは勿論セトリがオタクのツボを丁寧に撫で回す最高セトリだったこともあるんですが、1番は彼等が背景に色んな事情を背負い込みながらもプロとして、アイドルとして、ファンの為に楽しませようと努力してステージに立ってくれたことが要因だと思うんですよね。じゃなきゃオーラスから2日後にあんな脱退発表があって、こんなに驚くことなんてなかったんですよ。私が。

 

 札幌初日、ぶっちゃけめちゃくちゃ号泣しまして。それは6人への想いもあるんですが、死ぬ程ライブが楽しかったからなんですよね。去年のグレコンは正直観ていて辛かったです。息苦しくて仕方ない。身を削りながら私達にライブを届けてくれる彼等を見てられなかった。逃げたかった。勿論あの時の6人を否定したい意図は全く無くて、あの時間は必要なものだったと言う認識です。それでも辛かった。「私は趣味に癒しを求めているのになんでこんなに苦しい想いをしなきゃいけないんだろう」って思ってた。私事ではあるんですが丁度その時、私生活も仕事面で辛い時期だったんですね。だから余計逃げ場がなく、追い詰められているように勝手に感じていました。

 それもありまして今回の十五祭が終わったら、当初はオタクを休もうと思ってました。彼等を応援する気持ちを変える気はありませんが、ちょっと距離を置こうと思ってたんです。実際テレビは前程熱心に追っていませんでした。毎週聴いてた倉橋ラジオも聴かなくなっていたし、雑誌も表紙とかでも無ければほぼ買わなくなっていたし、ジャニショの写真も最近は買っていなかったし。遠征はやめて、CDやDVDも全種買いはやめよう。本気でそう思っていました。最後だから北海道も行っちゃえ! って気持ちでした。ただ単に北海道に行きたいだけの人だったよマジで。

 でも無理だった〜〜〜〜〜!!! ビックリした、あんなに楽しかった! あれ体験してオタクやめるとか無理でしょそれは。グレコンの時みたいな血気迫る息苦しさはなくて、でも必死にこちらに伝えようとしてくれる熱気は感じることができて、正直今まで入ったどのライブよりも楽しかったです。なんでこっからは十五祭の超絶気絶最高ポイントを書き連ねていきます。これ読んだオタクは全員今すぐDVD予約しろ、最高だから、保証する、花京院の魂賭けてもいい。あと先に言っておきますが私は丸山担、大倉君推しなので感想はこの二人に偏りまくります。

 

 

 

 

1.∞o’clock08

 出だ死。オタクは大抵自己紹介ソング好きじゃん? あれです。十五祭verで歌詞とか色々変えてやってくれた。ありがとうオリゴ糖。私これヤス君のパートが大好きで。カッコいい顔で出て来たかと思えば、ニッコニコの笑顔を振り撒いて。厳つい見た目からは想像出来ないほどに可愛い・・・。そんでその後オタクに「名前を呼んでー!」みたいなジェスチャーで「章ちゃん」コールを促す。初っ端からヤス君がアイドルの天才であることが分かっちゃうんだよね・・・。みんな天才なんですが、ヤス君はなんというか板の上に立った時の振る舞い方のセンスがかなり良いと思います。

 あと丸山さんの「歯を磨けよ!」の謎の慈悲大好き、チュッ・・・♡

 

 

2.ズッコケ男道

 ライブの定番曲。関ジャニなんとなく知っている人ならみんな知ってるんじゃない? レベルの歌。なんですが、これ完全お手振り曲になってたんですよね。だから、イントロ流れて6人が踊り始めたのを初めて見た時、ニャンちゅうみたいな「イヤッッッッッ“!!!!!!!!」が口から漏れた。あ、この曲ってダンスあるんですね〜? みたいな、ファン1日目の感想が頭を駆け巡った。いや知ってたしこの曲のダンス可愛くて好きだったんですが、もうオタクの前で踊ってくれることなんてないと思い込んでたんすよ。メンステで6人が寝っ転がって「ブンブンッ!」で腰振る所なんか思春期だから赤面しちゃった・・・。それと衣装も最高。47コンっていう、10年以上昔に全国巡業ライブした時の衣装と丸々似ている衣装を着てみんな歌って踊るんですよ、これ。もーーー柄とかが煩くて落ち着きなくて「ぽさ」が出ていて最高衣装なんすよね・・・。

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 これこれ、こんなん。今回のライブとは若干デザインが違いますが。う“っ・・・、みんな、若い・・・・・・赤ちゃん・・・。かわいい・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

3.T.W.L

 「あ、これダンス曲だったんですね〜?」パート2。他グループのジャニオタは驚くかもしれんが、なんと関ジャニは基本踊らないのだ! 踊るとしても省エネに努める傾向があるのだ! これもダンスが可愛くて大好きでずっと踊って欲しかった曲。もうなんといってもね、最初のケツよ。マジで。全部可愛いんだけど、最初にメンバーが客席に向かってケツを振る。もうここで私のチケ代8500円がチャラになる。私は「大倉忠義お尻鑑定士」の資格を持ってるんですが(?)、ここだけは毎回顎に手を当て「はぁ・・・今日も中々・・・」って顔で大倉君のケツを眺めてた。スクリーンいっぱいに大倉君のお尻が映し出された時なんか、「うっふふっっっw」って最悪な笑みが零れた。大倉君のお尻はいまは効かないが、いつかは癌にも効くようになる。

 

 

4.月曜から御めかし

 まず曲がめちゃくちゃ好き。歌詞が好き。バックで流れていた映像も可愛くて大好き。3ヶ月程残業続きでめちゃくちゃ忙しくて平日一週間の平均睡眠時間が5時間だった時期、この歌の歌詞にとても助けられました。でもカップリング曲だしやってくれないよね・・・って思ってたんです。でもやってくれた。これ初めて北海道で見たとき嬉しかったな〜。

 私は亮ちゃんのクレバーさが垣間見える楽曲が大好きなんですが、この曲も歌詞のオシャレさが痺れるほどに大好きなんです。題名をまず月曜から夜ふかしもじっている時点で嗚咽が漏れそうなほどオシャレ・・・。てかこれ書いてる間、さっきからずっとこの曲聴いてる・・・。

 

 

5.ブリュレ

 定番ダンス曲。この曲がかかると大抵踊ってくれるってやつ。なんですが、人気曲なんですが、前回やってくれたのが確か3年前とかのエイタメコンで。その時は省エネ仕様で全力ではなかったんです。それが今回、全部踊った。偉い、偉すぎる。抱き締めたい・・・(オタク、キモいな・・・)。あと1番は最後、みんなが跪いて上を仰ぐフリをやってくれたこと。前回は立ちながらだったのに! 今回は! 跪いた!!! オタクとしては関ジャニに跪いて欲しくて仕方なかったんで、今回ようやく跪いてくれて跪き欲が満たされて最高でした(???)。エイタメコンのブリュレを見返す度にテレビの前で「跪けーーーーーーーっっっ!!!」と叫んでいた日々が報われましたね(良かったね)。

 

 

6.二人の花

 大倉君と丸山さんのユニット。自担だし、二人が好きってのもあるんですがそれ以上に、「やっと円盤になる〜〜〜〜!」って言う興奮が最高潮でした。これ以前にもやってたんですが、そのときは円盤にならなかったんですね・・・。マジで今回見るまでオタクが見た集団幻覚か何かだと思ってた、このユニット曲。白い衣装が王子様みたいでカッコいいんだ・・・。普段丸山さんのことを陽気で明るいおじさん、とだけ思っている人全員の網膜にこの映像焼き付けたい。もう本当にそれだけカッコいい。丸山さんダンスナンバーの中でも、ここ数年の中で1番の個人的ヒットかもしれない。

 あと、おんなじ様な衣装着てるはずなのに、スラッとした丸山さんの脚に比べ大倉くんのお尻が「パツ・・・パツ・・・・・・・・・」で良かったです。タイトな白スーツに捩じ込む大倉君と言う名のワガママBODY。。。ケツに入るシワの本数が違いました。ありがとう、良い薬です。

 

 

7.はにかみオブリガード

 キレちまったよ・・・(なに?)。ドーム内のオタクの9割くらいを丁寧に嬲り殺した曲。言いたいこと100個くらいあるけど、まずスクリーン左右それぞれに横ちゃんとヒナちゃんを映し出す演出100点。2人で中央に立って歌う時ヒナちゃんがガン見して、横ちゃんはヒナちゃんに目線を合わせないの100点。その後クルリとヒナちゃんに背中を向ける横ちゃん10000000000000点。

 NEWSのオタク連れて行った時、彼女が これ見て「目線が合わないの、逆にすごいね」って言ってて、「まあヨコヒナスターターパックだからね」って謎返ししちゃったんですよね。

 

 

8.クジラとペンギン

 これは単純に超良い曲だから聴いて。以上。日替わりで今までやってこなかった曲をやろうコーナーの内の1曲なんですが、もうね、大好き。DVDに収録されてくれると嬉しいな。

 

 

9.蒼写真

 確か最後の地方東京でいきなり追加されたんじゃないかな? 今まであんまやらなかった曲やろうコーナーの一つ。でも今思えばきっと亮ちゃんのためのセトリだったんでしょうね。これ、途中の短いピアノソロを亮ちゃんが片手でオモチャのピアノで弾きあげ、亮ちゃんのギターソロに入り大サビに繋がるんですが、ここが凄くかっこいい。ピアノソロからギターに入る時に、口に咥えていたピックをサッと取る仕草がとても好きでした。最後の東京三日間、オーラスまで演奏してくれました。本当に本当に、この時の亮ちゃんのソロはとてもセクシーで美しくてカッコよかったな。

 

 

10.大阪ロマネスク

 これはよくやってくれる曲なんですが、スクリーン越しに見る丸山さんのお姿が綺麗だったな・・・。ミラーボールの光をキラキラ浴びて、とても優しい表情と声で歌い上げてくれて、それが嬉しくて。私達に歌を届けてくれてありがとう。大好きです。この時のロング丈の黒コート衣装とってもセクシーで素敵です。

 それと意外に横ちゃんがこの曲、割と遊びがちなんですよね。福岡だったかな? MCでヒナちゃんのファンサの話になって、その時は大きなリアクションを取っていなかったんですが、この曲の時にMCでヒナちゃんのファンサを丸パクしたファンサを私達の頭上から振り撒いててめっちゃ笑いました。最近の横ちゃんはちょっと一歩引いた所からメンバーを見守る所がありますが、たまにこんな赤ちゃんみたいな所を垣間見るとニッコリしちゃいます。

 あと、この曲を中盤に持ってきたことに今回驚きました。様々な意味や想いを背負った特別な曲なんで、大抵最後の方に持ってくるんですが。それだけ大切な、みんなで育てていきたい曲が増えたってことかな?

 

 

11.勝手に仕上がれ

 私が完全に関ジャニに落ちたきっかけの曲。初めていったライブで、この曲のC&Rを体験し、あまりにも楽しくて惚れ込みました。これってOKAMOTO’S提供曲なんですが、元々好きなバンドだってこともあり曲自体がまず好き。初めて体験した時、本当にキラキラして楽しくって、「こんなに楽しいエンタメがあるんだ!」と興奮し驚いたことを今でも鮮明に覚えています。あの時の感情は一生ものです。今回も楽しかった。

 特にオーラスはオタク全員テンション上がってて、バトルみたいになってた。「終わんないでTONIGHT」の歌詞とオタクの心情が合致しすぎてて作詞にオタクが紛れ込んでるんかと聴く度に思います。個人的にですが、初めて東京ドームでこの曲を聴いて、どうしようもなくキラキラした光景に惹かれた時の記憶がこの日は蘇りました。OKAMOTO’S聴いてね!    初心者は「NO MORE MUSIC」辺りがオススメです。

 

 

12.LIFE〜目の前の向こうへ〜

 関ジャニが初めて全員バンド体制でリリースしたシングル曲。当然思い入れも深い。これ曲自体はほぼ毎回ライブでやってくれるんで目新しさとかは私にとっては無かったんですが、今回は演奏中メインスクリーンに大昔から今に至るまでの彼等のライブ映像が流れる演出がありまして、有り体に言えば「エモ」かったです。昔の映像を演奏中にメインスクリーンに映し出す演出は割とよくやるんですが、オタクだから何回やられてもやっぱ気絶しちゃう。大好きこの演出。スクリーンに映し出される彼等と演奏中の今現在の彼等、どっち見たらいいか分からなくなってちょっと混乱しました。

 あと、今回のライブは大倉君がセットリストから細かい部分に至るまで全面演出を担当したそうですが、それを聞いて過去の映し出す演出も彼発案だったのかなと思いました。過去の記事とか読み漁れば出てきますかね。

 

 

13.アンコール

 16曲やる。え!? って感じだが。一応短縮したりしてるけど、今までのシングルメドレー的なのやる。しかもPVが流れる。全部で30分以上もある。もうこれ書いてて自分でもなんだかよく分かんない。現実? 初めて聴いた時「わしゃ明日死ぬんか?」と思った。これのせいでライブが毎回丸々3時間かかる。(最高)

 それとこの段階まで来るとヒナちゃんがほぼ毎回おふざけモードに突入していて、全然まともに歌わないどころか振り付けもしゃかりきコロンブス! みたいな感じで滅茶苦茶でロリで最高でした。歌って踊るメンバーの目の前でペンラ振り回しながら謎の激しいダンスを踊り狂い、最後息切れして「😫」と、一人こんな顔しているヒナちゃん、全世界に見てもらいたい。

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 個人的最高ポイントを書き連ねたがこれでも大分省いた。おせちよ、こんなん。ライブは基本毎回楽しかったです、どの年も。でも今年は正直別格の楽しさがあったんですよね。思い返せばツアー開始前、ライブグッズ詳細が出た時からワクワク感の演出が段違いだった気がします。

 

  • イッツマイバッグ
  • 振ったじゃないか!うちわ(表面いつもの彼等、裏面キャンジャニ女装っていう神仕様)
  • T.W.L(タオル)

 

 とかとか、彼等のシングルになぞられたグッズ名がまず最高。

 

 グッズ名見ただけで当時どんなグッズかも分からないのにこのはしゃぎよう。toriさん、楽しそうですね。それと、個人的にはぬいぐるみを売ってくれたのが嬉しかったです。気持ち悪い女なのでぬいぐるみって概念が好き・・・。

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 お陰で部屋が地獄のオタク部屋になりましたが、四六時中抱き締めて愛でることにより精神の安寧が保たれているので良かったです。一生一緒にいてくれや・・・。

 

 

 

 何度も言うけど、今回のライブは本当に本当に楽しかったです。心の底から彼等を応援していて良かったと、そう言い切れるライブでした。それはきっと、どんなに辛いことがあったとしても、笑顔でエンターテイメントを提供すると言う彼等の”プロ根性“の賜物だったんでしょうね。いくら彼等が私達に心の大事な部分を見せてくれがちと言っても、所詮それらは全て加工済みの物です。本当に大切なことは覆い隠しているだろうし、辛いことなんて無いよと言うような顔で私達に笑顔を届けてくれるのもきっと、アイドルの仕事です。

 多分それらは私なんかでは想像出来ないほどに、辛いことだろうなと思います。恐らく生半可な覚悟ではこの仕事は全う出来ないでしょう。だから、2日後に脱退発表があっても、自分は結局は「ありがとう」の言葉しか出て来ませんでした。感情はメチャクチャでも、自分がドームで見た彼等の姿はやっぱり本物だったから。

 ありがとう、本当にありがとう。沢山の興奮や楽しさを経験できました。生きる活力を貰いました。全然感情の整理はまだできてないけど、明日から自分の生活を頑張るよ。

 

 

 だってオーラスで大倉君に「明日から頑張ろうね」って言われたもん。